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将棋についてテキトーに考察します。将棋自戦記を中心にブログを書こうと思っています。
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久しぶりにコラムでも書いてみます。

ここ最近の私の将棋は序中盤から作戦勝ちと言うのが少ないです。
終盤にごまかして勝っている将棋ばかりです。
本当はそんな将棋にならないように気をつけるべきだとは思いますが、
ごまかし」も将棋に勝つためには大切なテクニックだと思います。
今回はこの「ごまかし」のテクニックについて考えたいと思います。

私は不利なときに行う「ごまかし」には
次のような方法があると考えています。

1.勝負手を放つ
勝負手と言えば聞こえはいいですが、
ようは相手を罠にかけるハメ手に近いと思います。
普通に指していたのでは勝てないので、
紛れを求めて怪しい手を指すのです。
上手く決まれば、局面をひっくり返す妙手になりえますが、
正確に対処されると敗着の悪手になる可能性もあります。

2.受けに徹する
ひたすら受けに徹して相手の攻めのミスを待つと言うものです。
相手が優勢を自覚し、調子に乗って攻めてきたときなどは、
案外ミスが出るものです。
不利だと思ってひたすら受けて粘っていると、
相手が攻め損なっていつの間にか逆転していたと言うことも
よくあります。
勝ちを焦る相手には有効ですが、
じっくり腰をすえて攻められるとジリ貧になる可能性もあります。

3.心理作戦
ワザとノータイムで指して
相手に読み筋だよ(もしくはやけになっている)と思わせたり、
本当は自信がないのに自信ありげに駒を盤に叩きつけるように指したり、
ぼやき、口三味線で相手を惑わしたり・・・。
(これらの技はネット将棋で使えないものもあります)
まあ卑怯な作戦と言われればその通りですし、
そもそも本当に強い人にはこんな作戦は通用しません。
ただ自分がこれをやられて負けると非常に悔しい思いをします。

これらを見ると「ごまかし」ってあんまり良くないように思えますが、
将棋は勝ち負けがある競技です。
負けそうだからとすぐにあきらめていたのでは強くなれません。
これらの「ごまかし」もやってみる価値はあると思います。

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このあたりで、現在やっているゲームソフト「ファミコン名人戦」の
私なりのレビューを書きたいと思います。

このソフトは1988年9月2日にSNKと言うメーカーより発売されました。
つまり今から19年も前のソフトです。
さすがにその当時のソフトは棋力も低く、
将棋倶楽部24の10級もあれば勝てるレベルだと思います。
ただ、序盤の定跡はいくつか入っているみたいで、
昔のソフトにありがちな意味不明の手を指してくることは少なく
こちらから力戦を仕掛けない限りきっちり駒組してくることが多いです。
(ただし、振り飛車相手に矢倉に組もうとしたりもしてきますが・・・)
なので一応、中盤までは普通の将棋っぽくなります。
あと、昔のソフトは思考時間がやたら長いソフトもありますが、
このソフトは割りと短めで長いときでも大体一手30秒以内で指してきます。
対戦相手は男女20人くらいの棋士の中から選べ、
それぞれ棋力や得意戦法などが異なるようです。
ただ単に対局するだけでなく、
リーグ戦を勝ち進んで名人を目指す「リーグ戦」モードも用意されていて、
ちょっとした名人戦のシチュエーションを楽しめます。
(私が今ブログで書いているのはこれです)
グラフィックスもファミコンソフトにしては力が入っていて
そこそこ綺麗だと思います。

開始画面
電源投入後のタイトル画面です。
竹を基調とした和風な画面です。

メニュー画面
メニュー画面です。
「本将棋」「詰将棋」「リーグ戦」「再現」から選びます。
二人の女性は時計係と記録係なのでしょうか。

設定画面 
「本将棋」を選ぶとこの画面に変わります。
ここで対局相手や駒落ちの設定をすることができます。
画面では左側の女の子が机の下に隠れたり出てきたりして
「ニコッ」と笑いかけてきます。

リーグ表画面
リーグにはA級、B級、C級があります。
男女混成リーグで外国人もいます。
当然、A級が強くC級が弱く設定されています。

対局画面
これは対局画面です。
右上に対戦相手の顔グラフィックスが表示されていて、
形勢が変化すると対戦相手の表情も変化します。

名人戦新聞
対局後に表示される「名人戦新聞」です。
本日のことばに書いてある将棋の格言が楽しみの一つでもあります。

久しぶりにコラムでも書いてみます。

将棋には攻めの棋風の人と受けの棋風の人がいると思います。
私は自分では攻めの棋風だと思っています。
というか、アマチュアはほとんどの人が攻めの棋風だと思います。
やっぱり、将棋は攻めているほうが楽しいですし、
気が楽だと思います。
しかし、将棋は攻めてばかりでは勝てません。
攻め将棋でも受けるべき局面は少なからずあります。
攻めの棋風といっても何が何でも攻めるというのではなく、
攻めと受け両方考えられる局面では攻めを選択する
と言う程度でしょう。
後は序盤の作戦としてこちらから攻めやすい戦法を使うくらいです。
実際、先攻して有利になったあとは
形勢を挽回しようと無理攻めしてくる相手の攻めを受けつぶして
勝ちに行くというパターンも多いです。

プロの将棋などを見ていると
受けのしっかりした人はやっぱり強いという気がします。
鉄板の受けとか激辛流とか友達をなくす手とか
そういった手を指されると正直勝てる気がしません。

受けはなぜ人気がないのか。
それはやっぱり負けと直結しているからかもしれません。
受け損なうと一気に負かされます。
それに対して攻め損ないはまだまだ挽回できそうな気がします。
感覚的に言うと
受け損ないは負けだが
攻め損ないは勝ちが遠のくけど負けるわけじゃない

といったところでしょうか。
実際のところは攻め損なうと
相手に与えてしまった駒で逆襲されたりして
かなりの確立で負かされるんですけどね。

動く将棋の駒

将棋のスタイルには大きく分けて居飛車党振り飛車党があります。
私は居飛車党です。
今回は居飛車党の苦悩について考えたいと思います。

居飛車党は大変です。
なんといっても居飛車は覚えることがたくさんあります。
対振り飛車はもちろんのこと、
対居飛車として相掛かり横歩取り角換わり矢倉など
一通り指せなくてはいけません。
これらは先手後手で変わってきますし、
変化のバリエーションもすさまじいです。
横歩取りなんて一発触発ミス即負けのデンジャラスな戦型もありますし、
しかも定跡を知っていればいるほど有利な形になりやすいです。
勉強していないと怖くて飛び込めません。
対振り飛車にしても四間飛車三間飛車中飛車向かい飛車など
相手がどんな振り飛車で来るかによって対策も違ってくるわけで、
これらをすべて網羅しなくてはいけない居飛車党は
苦労が多いと思います。

まあ、逆に言うと相手の出方によっていろいろな戦型を楽しめるので、
退屈しないで将棋が指せます。
楽しく将棋を指すのが一番、
そのためにはいろんな戦型の勉強も苦にならない、
と言う姿勢が居飛車党には必要なのかもしれません。

最後に棋書の紹介をします。
森下卓著「将棋基本戦法居飛車編」です。
内容はそんなに濃くはないですが、
私が持っている本の中では
ほとんどの居飛車の戦型を押さえている良書だと思います。

この前の記事に中盤の力を身につける近道は「感想戦」と書きましたが、
今回はネット将棋と感想戦について考えてみたいと思います。
なおここでのネット将棋とは「将棋倶楽部24」を仮定しています。

正直なところ、ネット将棋は感想戦がやりにくいです。
やりにくい理由として考えられることをいくつかあげてみます。

1.チャットで感想戦をしなければならない。
思っていることを口で言うのは簡単ですが、
それをキーボードで入力するのは結構面倒です。
特に将棋の場合、年配の方も多く、
キーボードでの入力を苦手としている方も少なくありません。
(私自身、最近、タッチタイピングの真似事ができるようになりましたが
苦手意識はあります)

2.盤面を自由に動かせない。
ネット将棋では終局後、特定局面に戻ることはできますが、
「そこでこう指せばどうなったか」と言うことを
盤面の駒を動かしながら感想戦をすることはできません。

3.感想戦に付き合ってくれる人が少ない。
ネット将棋は軽いゲーム感覚で楽しむ人が多く、
感想戦をしようと思っても、終局後すぐに立ち去る方がほとんどです。
(ウダウダ感想戦をするよりもさっさと次の対局に行って
数多く指したいと言う気持ちも分からなくはないですが・・・)

そこで、ネット将棋でも手軽に感想戦を行う方法として考えているのが
一人感想戦です。
(これを感想戦と言って良いものかどうかは分かりませんが)
これは棋譜をいったん取り込んで、
棋譜再生ソフトなどで再現しながら一人で
「ここでこう指せばどうなっていたか」などを考えるのものです。
さらに最近の将棋ソフトは「検討モード」や「棋譜解析機能」なるものがついていて、
そのときの形勢やコンピュータの推薦手などを表示してくれます。
これを利用すれば将棋ソフト相手の擬似感想戦もできます。
(ただし、コンピュータの形勢判断は当てにならないことも多いです)
まあ、対局者同士の感想戦や観戦者も交えた感想戦のほうが楽しいし、
棋力向上にとっては効率がいいと思いますけどね。

私は一人感想戦をその場で終わらせるのはもったいないなと思っています。
なので、棋譜にはコメントをつけて保存し
ネット上にアップするようにしました。
それがこのブログというわけです。

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ベーゴマ
自己紹介:
居飛車急戦の将棋が好きです。
最新定跡より古い定跡に自分なりのアレンジを加えて指す方が面白いと思っています。
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