将棋についてテキトーに考察します。将棋自戦記を中心にブログを書こうと思っています。
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将棋のスタイルには大きく分けて居飛車党と振り飛車党があります。
私は居飛車党です。
今回は居飛車党の苦悩について考えたいと思います。
居飛車党は大変です。
なんといっても居飛車は覚えることがたくさんあります。
対振り飛車はもちろんのこと、
対居飛車として相掛かり、横歩取り、角換わり、矢倉など
一通り指せなくてはいけません。
これらは先手後手で変わってきますし、
変化のバリエーションもすさまじいです。
横歩取りなんて一発触発ミス即負けのデンジャラスな戦型もありますし、
しかも定跡を知っていればいるほど有利な形になりやすいです。
勉強していないと怖くて飛び込めません。
対振り飛車にしても四間飛車、三間飛車、中飛車、向かい飛車など
相手がどんな振り飛車で来るかによって対策も違ってくるわけで、
これらをすべて網羅しなくてはいけない居飛車党は
苦労が多いと思います。
まあ、逆に言うと相手の出方によっていろいろな戦型を楽しめるので、
退屈しないで将棋が指せます。
楽しく将棋を指すのが一番、
そのためにはいろんな戦型の勉強も苦にならない、
と言う姿勢が居飛車党には必要なのかもしれません。
最後に棋書の紹介をします。
森下卓著「将棋基本戦法居飛車編」です。
内容はそんなに濃くはないですが、
私が持っている本の中では
ほとんどの居飛車の戦型を押さえている良書だと思います。
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